業務用冷蔵庫の中古について

今回お話するテーマは、「業務用冷蔵庫の中古」についてです。

業務用冷蔵庫の中古について実際どうなの?

ヤフーオークションや中古厨房機器ショップではお馴染みの中古業務用冷蔵庫。
確かに価格面では大変魅力的で中古の厨房機器というのは、
飲食店をオープンする際にコストをカットする箇所の一つでも有ります。

ただ、新品と比べますと不安な面もございまして、
一つは保証です。

業務用冷蔵庫はいわば厨房における生命線。
万が一故障した日には、保存していた食材の廃棄はもちろんですが、
営業に支障がでますし、利益を削ることになります。

業務用冷蔵庫ってどれくらい耐用年数があるの?

耐用年数についても、先にお話した中古は、いつまで動くのか不安ですよね。
新品については使用条件にもよりますので、正確なことは申し上げられませんが、
中古よりは長持ちする秘訣がございます。

それは日々のメンテナンスになります。

メンテナンスを行うことで耐用年数の延長はもちろんですが、
最良なコンディションで動作することで無駄な動き(電力の消費)が少なくなり、
結果的に電気料金の節減につながります。
先にお伝えした故障のリスクも少なくなり、利益を削ることがありません。

当店では、耐用年数のことも有り、できれば新品をお勧めします。
また、耐用年数は、メンテンナンスで変わる!
是非、新規でご購入の際はメンテナンスもしっかり行って下さい。

 

業務用冷蔵庫が壊れた時の入れ替えと処分について

先ほど故障について話が出たと思いますが、
基本的に故障した場合、冷やすために新たな業務用冷蔵庫を手配しなければなりません。
その際に新しい冷蔵庫を入れ替え、古い冷蔵庫を処分しなければなりません。

手配の仕方は様々ですが、
おすすめは、新規購入時に入れ替えと撤去・廃棄をご依頼頂くのが一番スムーズです。

よく中古の業務用冷蔵庫を売却される方もいらっしゃいますが、
売れないときの場所の問題や、其の場所の賃料を考えれば、
一緒に処分するのがベターです。

当店では新規購入時に入れ替えや廃棄の見積もとっておりますので、
気になる方は、お問い合わせください。

処分費用については、業務用冷蔵庫の大きさや地域によって異なりますので、
おおよその御見積を出すことはできません。
まずは当店にお問い合わせ頂き、詳細をお伝え下さい。

 

業務用冷蔵庫の買い取りについて

先ほど中古の業務用冷蔵庫の売却についてお伝えしましたが、
残念ながら当店では中古の業務用冷蔵庫の買い取りは行っておりません。

基本的には、新規購入時に廃棄の御見積をしております。

業務用冷蔵庫の買い取りはインターネットを通じて、
対応しているお店にお問い合わせいただくのが最適です。

その際に搬出料金など思っていなかった費用を取られることがあります。

当店では中古の業務用冷蔵庫を販売しておりませんが、
新品の冷蔵庫の事ならお任せ下さい。

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もっと知りたい特殊な業務用冷蔵庫の話

今回お話するテーマは、「もっと知りたい特殊な業務用冷蔵庫の話」についてです。

もっと知りたい特殊な業務用冷蔵庫の話について

馴染みのある冷蔵庫だけではなく、特殊な冷蔵庫のお話も出来ればと思います。

冷凍冷蔵庫って何ができるの?

業務用の冷凍冷蔵庫とは、例えば冷蔵庫の扉が4枚あるとします、
その中で2枚分は冷蔵庫、もう2枚分は冷凍庫として機能しています。

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(冷凍冷蔵庫の写真)

名前のとおりですが、冷凍庫と冷蔵庫どちらの機能も持ち合わせたものが冷凍冷蔵庫となります。
4枚の扉の内、1枚だけ冷凍庫の仕様になっているものがあったり、
6枚扉のうち、4枚が冷凍庫、残りが冷蔵庫の仕様になっているものもあります。

縦型・横型それぞれございます。

→ 縦型業務用冷蔵庫のラインナップを見る

→ 横型コールドテーブルのラインナップを見る。

業務用冷凍冷蔵庫のメリットとして、
少ないスペースで冷蔵庫と冷凍庫の機能を持ち合わせているため、
小さなスペースの厨房で活躍することが多いです。

急速凍結庫って何ができるの?

 

急速凍結庫とは、生鮮食材、加工済みの食材、パン生地、麺類などを急速凍結します。
急速に冷やす、すばやい凍結は細胞の破壊を出来る限り防ぎます。
細胞の破壊を出来る限り防ぐことによって鮮度を保つ効果があります。

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(急速凍結庫の写真)
→ 急速凍結庫のラインナップを見る。

また、一般的に変色しやすい温度帯が -2度~-5度と言われていますが、
急速凍結で一気に低温(-20度)に冷やすことができるので、
変色に効果的と言われています。

 

恒温高湿庫って何ができるの?

高湿庫とは、食材に適した温度で保存が可能な高性能な冷蔵庫です。
ホテル、旅館、レストラン、カフェ、焼肉店、寿司店、ベーカーリーショップ、うどん・蕎麦店
ラーメン店、惣菜店、スーパーマーケット、居酒屋などの業態にオススメです。

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(超鮮度高湿庫の写真)

→ 超鮮度高湿庫のラインナップを見る。

ひとつシリーズをご紹介させていただくと、
福島工業で発売している、超鮮度高湿庫は、4室独立で温度が管理でき、
さらには湿度の保持も可能です。
そして、庫内はほとんど無風状態で空気の対流が少なく、
菌の移動や食材の酸化が少ないことがメリットです。

安定した食品保存が必要な業態の方にオススメです。

特殊冷蔵庫はどうった時に使われるの?(パススルー、ドロワー、ネタケースなど)

 

牛乳冷蔵庫をご存知ですか、かなり特殊な業務用冷蔵庫です。
例えば給食センターなど大量の牛乳をカートン単位で保冷したいときに
さらには、大型の食品加工場などプレハブ冷蔵庫は作れないけど、大きなコンテナ単位で保冷したいときに
また、ビールや飲料を容器ごと保冷し、突然の宴会や仕出しに対応するときに便利です。

ドロワー冷蔵庫とは、簡単に言うと引き出し付きの冷蔵庫です。

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(ドロワー冷蔵庫の写真)

→ ドロワー冷蔵庫のラインナップを見る。

ドロワー冷蔵庫では、調理済みの食材やネタなどを食材別に分けて入れることで管理も簡単です。
例えば、寿司ネタやステーキ肉などの保冷でよく使われています。

他にも洗い場と冷蔵庫が一体化した舟型シンク付きコールドテーブルや、
ネタケースと一体化し、魚介類の提供が見せながら出来るネタケース一体型のコールドテーブルなど、
まだまだ業務用冷蔵庫は奥が深いのであります。

関連記事:業務用冷蔵庫について

 

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梅雨の時期の大敵!【食中毒】

梅雨の時期の大敵!【食中毒】に要注意。

長い雨、ジメジメ・ジトジト・・・ 嫌ですよね~ 

 

本日ご紹介するのは
こんな梅雨の時期を喜ぶ【食中毒ちゃん】について

 

食中毒は、その原因となる細菌やウィルスが食べ物に付着し、
体内に侵入することによって発生します。

 

調理をする前に まず、手洗いをしかり行うことです。

調理従事者の手指からの二次汚染による食中毒が目立っているという報告も多いほど。

 

厨房の中では 特に「まな板」「包丁」「ふきん」は要注意。

ハムなどを包丁で切り、洗浄せずに野菜なども包丁で切ったりすることはNG!

 

また、いくらゴシゴシ洗ったつもりでも しっかりいます。

そこに います。 くっついて離れません。。。しつこいです。

 

大丈夫だろう!というほんの少しの油断が大変な事を招くことも。

営業停止って言葉もよく耳にしますよね。

 

     shokuchuudoku

 

 

⇑ これは 食中毒キットです。

まな板の上を 数カ所ペタペタして一日おきます。 

すると・・・

 

「なんという~ことでしょう・・・」 

 

なんか生まれています。キモイ~~~~~

 

こんな状態ではすぐ保健所さんにレッドカードをつきつけられ営業停止ですね。

 

衛生が一番です。

 

そこでオススメなのが

飲食店の味方!食中毒予防にはコチラ

 

※豆知識※

まな板やフキン、包丁を洗浄機に入れて高温洗浄しちゃうってのもアリですよー。

 

以上 【なんでも訊いてよ~】の名調でしたー(^^)/

 

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業務用冷蔵庫について

今回お話するテーマは、当店で販売している「業務用冷蔵庫」についてです。

業務用冷蔵庫について

飲食店のお仕事をしていない方には馴染みが薄い「業務用冷蔵庫」ですが、飲食業に携わっている方には毎日使う必須アイテムです。

●販売している業務用冷蔵庫の種類はどんなものがあるの?

業務用冷蔵庫には、冷凍機能がある機種も含めますと、

・縦型業務用冷蔵庫・冷凍庫・冷凍冷蔵庫
・横型業務用冷蔵庫・冷凍庫・冷凍冷蔵庫

この2つの種類に大きく分かれます。

さらに関連商品として、両面から商品の取り出しができるパススルータイプ、引き出し付きのドロワー式、ネタケース付き、舟型シンクを搭載したものや、
牛乳など専用の商品を保冷する冷蔵庫まで様々です。

また、大きな工場や施設などではプレハブ型の冷蔵庫・冷凍庫を使用します。

それぞれの特徴を交えながら解説していきます。

 

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業務用冷蔵庫は厨房内で欠かせない器材では有りますが、限られたスペースの中で大型の冷蔵庫は場所を取ります。
使われるお客様一人ひとりに合わせ「サイズ」や「機能」をもった業務用冷蔵庫があります。
とくに横型の業務用冷蔵庫(コールドテーブル)は、冷蔵庫自体が作業台となっていることでスペースの節約ができます。
カウンターがあるカフェなどで店員さんが屈んで物を取り出すところを見たことはありませんか?
まさに、そのカウンターの下にコールドテーブルが隠れています。
飲食店では馴染みがある定番の機器となります。

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一方、縦型の業務用冷蔵庫はその名の通り背の高い冷蔵庫となります。
メーカーによって規格は異なりますが、おおよそ2m近くになります。
横幅はもちろんのこと、高さも有りますので、横型の冷蔵庫にくらべ3~5倍程度の収納スペースが出来ます。
用途に応じて冷蔵庫を選ぶことが大事です。

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もっと知りたい特殊な業務用冷蔵庫の話
 →冷凍冷蔵庫って何ができるの?
 →急速凍結庫って何ができるの?
 →恒温高湿庫って何ができるの?
 →特殊冷蔵庫はどういった時に使われるの?(パススルー、ドロワー、ネタケースなど)

業務用冷蔵庫の中古ってどうなの?
 →業務用冷蔵庫ってどれくらい耐用年数があるの?
 →業務用冷蔵庫が壊れた時、入れ替えと処分について
 →業務用冷蔵庫の買い取りについて

※随時記事執筆中!近日中に公開予定

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●販売している業務用冷蔵庫のメーカーについて

よく見かける機種のメーカーとして、
ホシザキ電機、福島工業、パナソニック(旧:サンヨー 三洋電機)、大和冷機工業などが挙げられます。

ホシザキ電機は、昭和22年に愛知県名古屋市で創業したメーカーです。
現在では、業務用冷蔵庫だけではなく、製氷機(有名ですよね!)、洗浄機器、調理機器やドリンク保管機器を取り扱っています。
全国各地に営業所があり、サポート体制がしっかりとしているメーカーになります。

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当店取り扱い商品一覧はこちら

参考:ホシザキ電機 https://www.hoshizaki.co.jp/
福島工業は、昭和26年に大阪市で創業した冷蔵機器メーカーです。
現在では、業務用冷蔵庫だけではなく、冷蔵ショーケース、製氷機、ベーカリー機器を取り扱っています。
うどん熟成庫など専門的な機器が多いメーカーになります。

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当店取り扱い商品一覧はこちら

参考:福島工業 http://www.fukusima.co.jp/
パナソニック(旧:サンヨー 三洋電機)は、皆さんご存知の通り家電製品から住宅設備まで幅広いジャンルを取り扱う総合メーカーです。
実はパナソニックでも業務用冷蔵庫があります。
それだけではなく、店舗向けのショーケース(スーパーでお馴染みの)や製氷機、食器洗浄機、ソフトクリームフリーザーなどを取り扱っています。

 

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当店取り扱い商品一覧はこちら

参考:パナソニック http://www2.panasonic.biz/es/cold-chain/

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→メーカー別に業務用冷蔵庫の性能や特徴、電気代に違いはあるの?
  →ホシザキ編
  →パナソニック編
  →福島工業編

※随時記事執筆中!近日中に公開予定

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●業務用冷蔵庫を購入する前に知っておきたい基礎知識

業務用冷蔵庫を購入する前に、皆さんに知っておいて欲しい事がたくさんあります。
すべてをお伝えすることが一度では出来ないため、何ページかに渡りお伝えします。

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→業務用冷蔵庫のメンテナンス・整理整頓について
 → 厨房回りの掃除は重要編
 → 業務用冷蔵庫の外装編
 → 冷蔵庫内の整理整頓編

→厨房図面と業務用冷蔵庫について
 → 業務用冷蔵庫の置き場所あっていますか?
 → 業務用冷蔵庫のコンセントに気をつけろ!

→業務用冷蔵庫でよくある質問
 → 教えて業務用冷蔵庫の冷やす仕組みと温度調整について
 → 自宅では動作音が大きいと聞いたんですが?
 → 業務用冷蔵庫を買うときにどれくらいのお金がかかるの?

※随時記事執筆中!近日中に公開予定

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業務用冷蔵庫について調べていると経済産業省からも業務用冷蔵庫とは何かと解説がありました。こちらも参考にしてみてください。
参考:http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g51115b06j.pdf

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IH機器を使用されている飲食店さんに朗報です!

皆さん、こんにちは!

本日は、全国のIH機器を使っている飲食店さんに向けて

深い話をさせていただきます。

IH機器の中でも、今回はIHコンロにまつわるは・な・し!

皆さんはご存知だと思いますが、IHコンロに使う鍋、フライパン関係は

当然、IH対応でないとダメですよね。

当たり前なことを書くな~と思っているかもしれませんが、

実は、ココに落とし穴があるんです!

IH対応の鍋、フライパンだからといって安心してはいけません!

なぜなら、IH対応鍋でも家庭用から業務用、100Vや200Vとさまざまなんです。

当然ながら、使用しているIH機器にあったものを使用しないと、IHが反応しなかったり

反応したとしても熱の伝わりが遅かったりします。

最悪なときには、機器に負担(ストレス)を与えて故障の原因になったりします。

IH機器の修理代は高くつきますし、買い換えるとなれば(゚_゚i)タラー

これ以上はあえていいません。

今では、ホームセンターや、100円均一などでも手軽に購入できますが、

あとになって、アイタタなんてことに、、、

なので、そうならないようにしっかりとした商品選びを心がけましょう!

IH機器メーカーによっては、メーカー推奨の鍋、フライパンがあったりします。

安ければいい!高ければいい!って物ではありません。

どれを選んでいいか分からなければ、私たちに聞いてください。

そのために、私たち厨房のプロがいるんです。

名調に「何でも訊いてよ~」(^^)/

 

注意

IH機器の故障については、決して鍋、フライパンの影響だけではありません。

使用されている環境や様々な理由がありますので、適正な鍋を使用していても

故障することもありますので参考までにお願いいたします。

 

 

 

 

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