🍤【業務用フライヤーの選び方】失敗しないための5つのポイント|開業前に読んでください


はじめに|「うちには揚げ物無いし」→その思い込みが危険

フライヤーって、「居酒屋とかとんかつ屋さん、唐揚げ屋さん専用でしょ?」って思われがち。でも実際は、少しでも揚げ物がメニューにあるなら入れておいた方が効率が天と地の差。

● カツ丼ある → フライヤーないと地獄
● 春巻き出す → フライパンでやると油が飛んで炎上
● テイクアウト → 揚げ物は原価低くて売れる

ってことで、メニューに1つでも「揚」の字がある人は読んどけ案件です。


❶ 電気 or ガス?まずここを決めろ

これはほんとに命運分かれるポイント。

🔌 電気式

  • 設置カンタン、配線も厨房にあればOK

  • 温度管理がしやすく、安全性高め

  • でも火力がやや弱い、連続使用にはちょっと不安

🔥 ガス式

  • 火力が強く、大量にサクサク揚がる

  • 本気の揚げ物屋さん御用達

  • でも設置・排気・ガス管の整備が必要(=コストと手間)

💡ポイント:

  • 少量なら電気、揚げ物主力ならガス

  • 開業費用とランニングコストを見比べること


❷ タンク容量と揚げ量=売上予測で選べ

フライヤーの「○リットル」って表記、何のことかわからん人多数。
これは油の容量です。つまり、“何人前まで一気に揚げられるか”の指標

  • 5L前後 → 小型。カフェやバーに◎

  • 10L〜18L → 中型。定食屋・居酒屋の標準

  • 20L以上 → 大量調理用。戦争レベル

☝️ちなみに「1人前=油1〜2Lの容量」で回すとイメージしやすいよ。


❸ 省エネ・清掃性もマジで大事(地味に運命変わる)

油は金です。そして掃除は地獄です。

✅ チェックすべき項目:

  • 油切りの構造(バスケット付き?二重トレイ?)

  • 油こし器・排油口の扱いやすさ

  • 油温のキープ力(これが悪いとランニングコスト上昇)

🔥ヒント:
最近のモデルは「自動温度制御」や「省エネモード」が地味に優秀。数千円の差が、数ヶ月で回収できるってパターンもあるよ。


❹ 卓上タイプ vs スタンドタイプ

🪑 卓上型:

  • コンパクト。小規模厨房で大活躍

  • 移動も可能、イベント出店にも◎

  • でも油の量も少なめ&小ロット向き

🏋️‍♂️ スタンド型:

  • しっかり設置。連続調理に最適

  • 背面排気タイプやオイルフィルター付きもあり

  • 大型なので設置前に寸法と電源・ガス確認必須!


❺「揚げ物=油ハネ=事故」なので、安全性を最優先にする勇気

  • 温度調節がシビアなモデルは、マジで火傷案件

  • 安すぎる海外製品は、バスケットが曲がったり温度暴走したりするので地雷

  • 店舗で使うならPSE認証やメーカー保証ありの機種を選べ!


🔗 おすすめフライヤーを探している方へ

当店では、開業規模・揚げ物メニューの有無・店舗レイアウトに応じて、最適なフライヤーをご提案しています。
「とりあえず唐揚げやろうと思ってるんだけど…」みたいな相談、大好物です。

👉 [業務用フライヤー一覧はこちら]


✍️ まとめ

業務用フライヤーは、導入すると作業効率とメニューの幅が2倍に広がる神アイテムです。
でも選び方を間違えると、「熱い・汚い・揚がらない」の三重苦地獄に落ちます。

⚠️ 買う前に考えるべきは:

  • メニューにどれくらい揚げ物があるか

  • 1時間に何人前揚げたいのか

  • 清掃と安全をどう確保するか

この3つ。これだけは、メモってね。

カテゴリー: ノウハウ, 厨房専門用語, 厨房機器, 店舗備品, 新商品, 機器・道具・備品, 調理道具, 豆知識, 飲食店開業 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です