はじめに:かき氷機、甘く見てはいけない
かき氷って、「ただ氷を削るだけでしょ?」と思われがち。でも実際は、
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氷の質
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刃の状態
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回転スピード
この3つで、舌触りも味の染み方も激変する、**れっきとした“氷の職人道具”**です。
今回は業務用かき氷機の選び方を、プロ目線で解説していきます。
❶ 手動 or 電動?→ 飲食店なら電動一択
夏のピークに手動でシャコシャコやってたら、スタッフ全員倒れます。
飲食店・イベント・テイクアウトなら、電動式で迷う必要なし。
✅ 電動のメリット
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労力ゼロで高回転
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安定した削り具合
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1杯20秒〜30秒で提供可能
手動はレトロ感とかインスタ映えで選ばれるけど、正直、業務には向いてません。オブジェにどうぞ。
❷ 氷の種類で分かれる「ブロック対応」 or 「キューブ対応」
ここ、超重要です。
業務用かき氷機には、2タイプあります。
▶️ ブロック氷対応
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直径15cm前後の角氷を削る
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ふわふわ食感が出やすい
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冷凍庫に専用ストック場所が必要になることも
▶️ キューブ氷対応
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冷蔵庫で作ったバラ氷を使える
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氷の質にばらつき出やすく、シャリシャリ系の氷になる
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でも保管・仕込みがラク
🧊 結論:
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ふわふわ系の高単価スイーツ出すなら→ブロック氷タイプ
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スピードとコスパ優先なら→キューブ氷タイプ
❸ 刃の性能とメンテ性が“味”を決める
かき氷のなめらかさは、刃の切れ味と調整機構で変わります。
特に業務用は、「刃の高さ調整機能」があるかどうかで天地の差。
🔧 チェックポイント:
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刃の高さ調整が簡単にできる?
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替刃の取り寄せやすさ
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1シーズンに何杯出す予定?(消耗速度に影響)
💡 メンテTips:
刃を定期的にアルコールで拭いておくと、雑味が出にくくなる+サビ予防になります。知らないと損する豆知識。
❹ 見た目も大事。「店頭に置けるか」も選定基準
夏限定で出す場合、かき氷機は“店の顔”になります。
オールメタルで工業感出てるモデルもいいけど、女性客・子ども向けなら、ポップなカラーやデザインも選択肢。
📷 インスタ映えで集客する店なら、見た目はかなり重要。
「削ってる最中が絵になるか」もチェックポイントに入れてOK。
❺ おすすめの売り方:シロップ別売+トッピングで利益最大化
本体を買って終わり、じゃない。
回収フェーズ=売り方設計が鍵です。
🍓トッピング例:
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練乳+いちご+白玉 → 原価150円→売価600円
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黒みつ+きな粉+アイス → 見た目も単価も◎
🧮 原価率を下げながら満足度を上げるコツは、「+100円で豪華に見える工夫」。
🔗 かき氷機を探してる方へ
現在、当店では**業務用の電動かき氷機(ブロック/キューブ両対応)**を取り扱っています。
「自分の店にはどっちが向いてる?」と迷ってる方、ぜひお気軽にご相談ください。
👉 [かき氷機の一覧はこちら(リンク仮)]
✍️ まとめ
業務用かき氷機は、**「買ってから後悔しやすい機材ランキングTOP3」**に入る存在です(当社調べ)。
でもちゃんと選べば、夏だけでしっかり利益を出せる頼れるマシンになります。
失敗しないためには、“誰に、どんなかき氷を、どれくらい出したいのか”を明確に。
それさえ決まれば、あとはあなたにピッタリの機種をご案内できます。