はじめに|「うちには揚げ物無いし」→その思い込みが危険
フライヤーって、「居酒屋とかとんかつ屋さん、唐揚げ屋さん専用でしょ?」って思われがち。でも実際は、少しでも揚げ物がメニューにあるなら入れておいた方が効率が天と地の差。
● カツ丼ある → フライヤーないと地獄
● 春巻き出す → フライパンでやると油が飛んで炎上
● テイクアウト → 揚げ物は原価低くて売れる
ってことで、メニューに1つでも「揚」の字がある人は読んどけ案件です。
❶ 電気 or ガス?まずここを決めろ
これはほんとに命運分かれるポイント。
🔌 電気式
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設置カンタン、配線も厨房にあればOK
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温度管理がしやすく、安全性高め
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でも火力がやや弱い、連続使用にはちょっと不安
🔥 ガス式
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火力が強く、大量にサクサク揚がる
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本気の揚げ物屋さん御用達
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でも設置・排気・ガス管の整備が必要(=コストと手間)
💡ポイント:
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少量なら電気、揚げ物主力ならガス
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開業費用とランニングコストを見比べること
❷ タンク容量と揚げ量=売上予測で選べ
フライヤーの「○リットル」って表記、何のことかわからん人多数。
これは油の容量です。つまり、“何人前まで一気に揚げられるか”の指標。
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5L前後 → 小型。カフェやバーに◎
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10L〜18L → 中型。定食屋・居酒屋の標準
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20L以上 → 大量調理用。戦争レベル
☝️ちなみに「1人前=油1〜2Lの容量」で回すとイメージしやすいよ。
❸ 省エネ・清掃性もマジで大事(地味に運命変わる)
油は金です。そして掃除は地獄です。
✅ チェックすべき項目:
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油切りの構造(バスケット付き?二重トレイ?)
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油こし器・排油口の扱いやすさ
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油温のキープ力(これが悪いとランニングコスト上昇)
🔥ヒント:
最近のモデルは「自動温度制御」や「省エネモード」が地味に優秀。数千円の差が、数ヶ月で回収できるってパターンもあるよ。
❹ 卓上タイプ vs スタンドタイプ
🪑 卓上型:
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コンパクト。小規模厨房で大活躍
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移動も可能、イベント出店にも◎
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でも油の量も少なめ&小ロット向き
🏋️♂️ スタンド型:
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しっかり設置。連続調理に最適
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背面排気タイプやオイルフィルター付きもあり
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大型なので設置前に寸法と電源・ガス確認必須!
❺「揚げ物=油ハネ=事故」なので、安全性を最優先にする勇気
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温度調節がシビアなモデルは、マジで火傷案件
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安すぎる海外製品は、バスケットが曲がったり温度暴走したりするので地雷
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店舗で使うならPSE認証やメーカー保証ありの機種を選べ!
🔗 おすすめフライヤーを探している方へ
当店では、開業規模・揚げ物メニューの有無・店舗レイアウトに応じて、最適なフライヤーをご提案しています。
「とりあえず唐揚げやろうと思ってるんだけど…」みたいな相談、大好物です。
✍️ まとめ
業務用フライヤーは、導入すると作業効率とメニューの幅が2倍に広がる神アイテムです。
でも選び方を間違えると、「熱い・汚い・揚がらない」の三重苦地獄に落ちます。
⚠️ 買う前に考えるべきは:
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メニューにどれくらい揚げ物があるか
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1時間に何人前揚げたいのか
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清掃と安全をどう確保するか
この3つ。これだけは、メモってね。